自分が辞めたい理由を知る

近年高齢化社会の到来により介護の仕事に就いている人は増えています。
介護の仕事は社会的に献身的なイメージがあり、人気の職業でもランキング上位になることが多いです。求人広告などでは、 高齢者や障害者と接することでやりがいがあり、人格的にも発展できる仕事のようなことが掲示されています。しかし、実際のところ人気とは裏腹に辞める人も多い仕事です。そのような介護の仕事で辞める決断をするにはどのような事を考えるのが良いのでしょうか。

まずは、自分がなぜ辞めたいのかをしっかりと考えることが大切です。
例えば、職員の中で嫌いな人がいてとてもストレスが溜まるため仕事を辞めたいと考えている場合、その職場で継続して勤務することが自分にとって耐え難い苦痛となることもあります。その場合は、その仕事場から退職するべきだと言えます。しかし、それはあくまでも職員と自分が合わなかっただけであり、介護の仕事に自分が適していなかったとは言えません。そのため、次に仕事を探すときに、介護の仕事を選択肢から外すことは非常にもったいないです。したがって、その場合は介護の仕事も視野に入れて転職活動をするべきです。

また、介護の仕事自体が合わなくて仕事を辞めたいと考えるの人もいます。その原因は例えば給料が安い事や仕事の内容自体が嫌になってしまう事などがあります。仕事が嫌になってしまった場合は介護の仕事自体に向いてない事も多いので、他の業界に転職するのが得策です。しかし、給料が安いことに関しては、資格の取得や転職によって給料を上げることができます。

資格は介護職員初任者研修や実務者研修などを取得すると良いでしょう。転職については、こちらに転職前に知っておいた方が良いことが書かれているため、読んで参考にしてみてください。